がんの痛みの原因と痛みを緩和する方法



がんの痛みの原因がんの痛みを緩和する方法、そして、がんの痛みに関する役立つ知識や医療情報を以下にまとめてみました。


【がんの痛みの原因】


がんが進行すると痛みが出る人がほとんどです。がん患者のおよそ8割の人が痛みを感じているという統計結果が出ています。


がん患者のおよそ8割の人が痛みを感じている!


円グラフ

では、がんの痛みの原因は何でしょうか?
がんの痛みの原因にはいくつかありますが、もっとも多い痛みの原因は、がん自体が原因の痛みです。がんが進行して広がり、がんの周りにある神経を圧迫してしまうことで痛みを感じます。また、臓器や骨などにがんが広がった場合も痛みを感じます。これが、がん自体が原因の痛みです。


その他の痛みの種類としては、がんを手術で治療した傷あと部分の痛みや、抗がん剤による痛み(副作用など)、放射線治療による痛み(口内炎など)、がん治療で寝たきりになっているために起こる、関節痛や筋肉痛、縟瘡(じょくそう)※1、がんのときにかかりやすい病気である帯状疱疹や持病の痛みなどがあります。


※1:
縟瘡(じょくそう)とは、いわゆる床ずれのことです。長い間、寝たきりになっていると、カカトやヒジなど骨が突出している部分の皮膚や皮膚の下の組織が圧迫されてしまい、壊死してしまうことがあります。カカトやヒジの他にも、後頭部や腰、肩甲骨部などでも縟瘡が起きやすいです。


【がんの痛みを緩和する方法】


がんの痛みを緩和する方法(がんの痛みを和らげる方法)はいくつかありますが、主な緩和方法として、痛み止めの薬の使用が挙げられます。がんの痛みのほとんどが持続性のもので辛いです。しかし、痛みのほとんどが、痛み止めの薬で緩和する(和らげる)ことができます。痛み止めの薬以外では、神経ブロックや心理療法、痛みを緩和するための手術治療、痛みを緩和するための放射線治療などがあります。


【痛みを我慢していることは良くない】


がんの痛みを我慢していると、さまざまな悪影響がでてきます。例えば、以下のようなケースが挙げられます。


痛みで食欲がなくなってしまう。すると… → きちんと栄養を補給できなくなる。

痛みで動きたくなくなってしまう。すると… → 縟瘡(じょくそう)になってしまう。

痛みで眠れなくなってしまう。すると… → 体力や免疫力の低下してしまう。

痛みで臓器(心臓など)機能が低下してしまう。すると… → 体力や免疫力の低下してしまう。


このように、痛みを我慢し続けることは身体や精神に悪影響を与えるため、とても良くないことが分かります。がんの痛みは我慢せずに、きちんと担当の医師に伝えましょう。がんの痛みの状況については、具体的に担当の医師に伝えることが大事です。


がんの痛みの状態を伝えるポイント

  • いつから痛むのか?
  • どんなときに痛むのか?
  • どこの部分が痛むのか?
  • どの程度の痛みなのか?
  • どんなふうに痛むのか?

…を担当の医師に伝えてください。がんの痛みを和らげる薬にも痛みの度合いにより、種類も違ってきますし、即効性のあるものから持続性のあるものまで、さまざまな種類があります。薬のタイプで言っても、錠剤タイプ、カプセル剤タイプ、粒剤タイプ、貼り薬(パッチ)タイプ、水薬タイプ、座薬タイプ、注射タイプ、…などなどさまざまです。がん患者さんの痛みの状態に合わせた薬を選ぶことで、薬の副作用を最小限に抑え、痛み止めの効果が最大になるようにします。


【痛み止めの副作用について】


がんの痛み止めの薬には、痛みを緩和するのと引き換えに、副作用をもたらしてしまうものもあります。便秘はがんの痛み止めの薬(医療用麻薬)を使った場合の副作用で、特に多い症状です。便秘を改善するために、痛み止めの薬と一緒に下剤(便を柔らかくしたり、整腸効果のある薬)を飲むこともあります。その他の副作用としては、便秘、眠気や吐き気、嘔吐、頭痛、めまい、退薬症状(薬の効果が切れることで現れる。禁断症状とも。)、かゆみ、…などです。もちろん、薬を飲んだ副作用として、これら全ての症状が出る訳ではありません。薬の種類や患者さん個人個人で変わってきます。もし、「副作用かな?」と感じる普段と違う症状が出たら、担当の医師に相談しましょう。





【がんの痛み日記をつけよう】


がんの痛みは、以下の項目をノートなどに日記としてつけると良いでしょう。

  • 痛みの起こった時間
  • 痛みの前後にとった行動(食事内容など)
  • 痛みの内容(どの部分が痛いのか?痛みの程度は?どのような状況か?など)
  • 使用した痛み止め薬の種類と量
  • 排便や排尿の回数

がんの痛み日記をつけることで、担当の医師にきちんと痛みの状態を伝えられます。また、痛みを誘発している原因や痛み止めの効果なども分かってきます。


【がんが完治した事例】


最後に、がんが完治したと事例を紹介しているサイトの記事リンクを紹介します。ここで言う「完治」とは、がんが完全に治ったという意味です。がんを完治させるための医療技術は確実に進んでいることが良く分かります。










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